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マイスオミ株式会社は
ヘルシンキを拠点に、 フィンランドのデザインや建 築・ライフスタイルに興味をお持ちの皆様へ日本語のガイドツアー、その他様々なサービスをご提供する会社です。 www.mysuomi.fi カテゴリ
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皆様、こんにちは。
寒くなってきましたね。 いよいよ冬到来といったところでしょうか。 冬は毎年来るのに、なぜ毎年その到来に驚くのか、不思議でしょうがないです。 人間というのはすぐに過去を忘れる生き物だからでしょうか。 ろうそくやおばあちゃんが編んでくれたウールソックスが恋しくなる季節に入りましたね。 次にヘルシンキの日照時間です。 本当にろうそくの季節ですね。それを言い訳にして、イッタラのキャンドルホルダーを買いに行こうかなんて思ったりして。 日の出 8時35分 (夏至6月21日 4時03分) 日の入 18時01分 (夏至6月21日 23時09分) (ヘルシンキ、2014年10月23日) 以下、向こう一週間の全国の天気予報です。 地図の下に記載されているのは、左から順に曜日の省略表記、日付、時間(15時)となっています。 「To」は木曜日(torstai) 「Pe」は金曜日(perjantai) 「La」は土曜日(lauantai) 「Su」は日曜日(sunnuntai) 「Ma」は月曜日(maanantai) 「Ti」は火曜日(tiistai) 水曜日の天気図は掲載されていませんが、水曜日(keskiviikko)の省略は「Ke」と書きます。 曜日の次に記載されているのは時間です。こちらの天気図は午後3時の天気予報となっていますので、朝晩は零度を下回ります。 最後に日付についてですが、フィンランドでは日付を並べる順番は「年月日」となっていますので、「10月23日」は「23.10.」と書きます。 次にヘルシンキの天気予報を見てみましょう。 寒いですね。 以前も書いたことがありますが、フィンランドではホットカイロは非常に手に入れにくいので、寒がりの方は日本から持っていくとよいでしょう。 ただ、室内は日本より暖かいので、外が寒くても中に入ればとっても快適です。 では、また来週! #
by mysuomi
| 2014-10-23 12:05
| ヘルシンキ
モイ! マイスオミのラウラです。 「教育」というのは永遠のテーマです。 教育法は国それぞれ、家族それぞれ...正解のないテーマでもあります。 そして本日は「正解を求めない」というフィンランドの教育について連載の最終回を掲載したいと思っています。 過去の記事は以下のリンクをご覧ください: 「フィンランド教育~その特徴は?」 ① 教育機会の平等 ② 教員養成 ③ 「考える力」を育つ 前回のテーマは教員養成でした。そこで述べたのは、フィンランドにおける教師養成においては、固定した知識を教え込むことはフィンランドでは否定されています。というのは、知識は常に変化し、講師も研究し続けなければならないとされているからです。 #
by mysuomi
| 2014-10-22 12:43
| 教育
モイ! マイスオミのラウラです。 今週はフィンランドの教育について「教育機会の平等」という観点から見ましたが、本日は2点目の特徴「教員養成」に触れたいと思います。
まず、小学校教師になるには、教育学を大学3年、大学院2年が必要です。 また、もし社会学部出身の私が小中高の教師になりたいとすれば、専攻科目を大学3年、大学院2年、さらに教育学1年の最低でも6年間の勉強が必要です。 教師になるための大学入試は、筆記試験、適性検査、個人面談の3つから構成されています。 適正検査は集団面接で、教師としての適正を判断されます。個人面談でも適性や性格が判断されますが、研究計画まで確かめます。 この背景には、先生として子どもの前に立ってからも研究することを続ける、というフィンランドの教員養成の目標があります。 つまり、入学後の教師養成課程では、教師は「研究者」および「支援者」として育てられます。 固定した知識や択一試験の「正解」(シリーズの第3回で詳しく)を教え込むことはフィンランドでは否定されていて、知識は常に変化し、講師も研究し続けなければならないとされたいます。 私の同級生でも優秀の女の子二人は3年浪人しても合格できず、結局法学部に入りました。
最後になりますが、フィンランドにおける講師の給料は決して高くないです。
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by mysuomi
| 2014-10-18 09:16
| 教育
皆様、こんにちは。 本日の天気図を見るとわかりますが、外に出ると「寒っ」と言ってしまうような時期になってきています。 先週の天気図ではヘルシンキの最高気温がまだ二桁台の日もありましたが、今週はというと、ゼロに近いです。 みかんが食べたくなりますね。意外かもしれませんが、フィンランドの冬の定番は日本と同じように「みかん」ですよ。セントラルヒーティングで家中はとても暖かいので、こたつはありませんが。 では、次に気になる日照時間。 日の出 8時17分 (夏至6月21日 4時03分) 日の入 18時22分 (夏至6月21日 23時09分) (ヘルシンキ、2014年10月9日) 日の出、今週で8時台に入りました。仕事・授業が始まってから太陽がやっと昇るということです。家に帰ったらもう暗い…フィンランドのろうそくの消費量は世界一ですが、日照時間を考えれば、それほど驚かないのではと思います。 以下、向こう一週間の全国の天気予報です。 地図の下に記載されているのは、左から順番で曜日の省略表記、日付、時間(15時)となっています。 「To」は木曜日(torstai) 「Pe」は金曜日(perjantai) 「La」は土曜日(lauantai) 「Su」は日曜日(sunnuntai) 「Ma」は月曜日(maanantai) 「Ti」は火曜日(tiistai) 水曜日の天気図は掲載されていませんが、水曜日(keskiviikko)の省略は「Ke」と書きます。 こちらの天気図は15時の天気予報となっていますので、朝晩はこれより寒くなります。 最後に日付についてですが、フィンランドでは「日、月」という日本のと逆の順番で書きますので、例えば「10月16日」は「16.10.」と書きます。 次にヘルシンキの天気予報を見てみましょう。 #
by mysuomi
| 2014-10-16 18:06
| ヘルシンキ
モイ! マイスオミのラウラです。 フィンランドと教育。 グーグル検索に「フィンランド」の入力を始めると検索候補の3番目に「教育」が表示されます。 それだけフィンランドの教育が日本で話題になっています。 以前も記事を掲載したことがありますが、今回は3回連載シリーズを投稿したいと思います。 「フィンランド教育~その特徴は?」 ① 教育機会の平等 ② 教員養成 ③ 「考える力」を育つ (何年か前に通学中に地下鉄の窓から撮ったヘルシンキの景色) 一点目の教育機会の平等は世界経済フォーラムが発表した男女平等ランキングの一つの指数ともなっています。 このランキングにおいて、フィンランドは2位となりましたが、教育順位だけを見ると1位に輝いています。
要するに、民族的背景や年齢、貧富の差や居住地に関係なく、全ての人に同じ教育を与えることです。 フィンランドは就学前教育から高等教育まで、教育は全て無料でうす。 この点は日本でもよく知られていますね。 就学前教育と基礎教育(中学校まで)においては、教科書や文房具、ノート、そして給食、遠隔地に暮らす児童の送迎も無料です。 給食はアレルギー食はもちろん、ベジタリアン食・宗教食にもお対応しています。 後期中等教育(高校など)になると教科書に関しては自己または親の負担ですが、給食は無料です。 高等教育課程(大学など)では、食事の一部助成を受けています。 ヘルシンキ大学の場合は、一食350円程度で、サラダバー、パン食べ放題、メニューは日替わりです。 大学生一人暮らしの場合、月6万円程度が支給されています。これはフィンランドで勉強していても、(一定条件を満たせば)海外留学中も給付されます。
(ヘルシンキ大学の図書館の最上階から撮った大聖堂) フィンランドの教育の目標=全て児童と生徒の可能性を最大限に引き出すことで、学びを支援し、将来的な進路を正確に決定できるようにすることです。 「全ての児童と生徒の権利」です。
これ以外にも様々な素晴らしい制度がありますが、詰め込み教育にならないよう(笑)、今日はこの編にしておきます。 次回は「教員養成」に触れたいと思いますので、ご興味のある方はお楽しみに。 ご質問・コメント等がございましたら、コメント欄からお寄せください。 日本語通訳が同行しますので、言葉の問題はありません。 詳しくはこちらの「Technical Visits 視察手配」のページをご覧ください。
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by mysuomi
| 2014-10-15 09:56
| 教育
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