ヨシコです。
唐突ですが、昔から図書館が好きです。
調べものや借りたい本が特別無くても、静かな部屋で本棚に囲まれていると心からほっとします。

図書館でぼーっとしたり、少しうたた寝したりすると、気持ちが良いですよね。って、「本を読みなさいよ！」っていう声が聞こえてきそうですが・・。笑。

ともかく図書館。
日本でも好きな図書館はありますが、フィンランドに来てからお気に入りの図書館がぐんと増えました。

『旅のしおり』の方でヘルシンキ市内のお気に入りの図書館をご紹介するのも良いですね。今思いつきました。笑。

今日こちらの記事でご紹介しようと思ったのは、先日ご視察でご案内したトゥルク市にある図書館。

まずは公立の図書館。
（館内見学に同行した司書部長さんの許可を得て撮影した写真を掲載します。）

児童図書のコーナーはこんなに素敵な空間が。イメージは雪だそうです。



子供たちも好きなこのドーナツ型の椅子は工業廃棄物を利用したものだとか。私が子供だったらこのドーナツの真ん中に入って動かないと思います。笑。



他にはこんな空間も。

これ以上ないほどモダン。そして居心地が良すぎる図書館でした。
ちなみに、↑以外にもカメラを構えるのも憚られるくらい静かな空間もあります。ここも私のお気に入り。


もうひとつご紹介したいのはトゥルク市にあるオーボアカデミー大学文学部図書館です。

ここはもともと工業施設が建っていた敷地を建物ごと大学に変えたという非常にユニークな場所。工場のごつい柱などもそのままになっていて、どっしりと落ち着く空間でした。

こんな感じや。


こんな感じ。


私が心惹かれたのはこの図書館内の棚。

壁の質感ともぴったりですよね。

こんな図書館だったら授業以外の時間ずーっとこもってしまいそうです。笑。今回現地の案内をお願いしたのはこの図書館の設計を手がけられた建築家。目の前で話している人の頭の中からこんな素敵な空間が生まれたと思うと、建築家という職業の偉大さが今更ながら身に染みました。


ヘルシンキ市内ではちょうど来年からヘルシンキ大学のメイン図書館が新しく建設開始の予定なので、図書館好きとしてはそちらも楽しみにしているところです。

フィンランドの教育に注目され、教育機関を見学希望される方も増えています。個人的には教育機関以外にもこうした図書館のような施設が注目される成果を生み出す要因になっているような気がします。


教育関連、建築関連で↑のような場所にご興味のある皆様。
フィンランドにいらっしゃる際には是非マイスオミにお声がけください。1箇所だけの短いご案内から、数日間の深いご案内まで、ご希望通りのアレンジが可能です。ご連絡先はマイスオミトップページ左部より。メール、お電話どちらも日本語にてお待ちしています！