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モイ! マイスオミのラウラです。 今週はフィンランドの教育について「教育機会の平等」という観点から見ましたが、本日は2点目の特徴「教員養成」に触れたいと思います。
まず、小学校教師になるには、教育学を大学3年、大学院2年が必要です。 また、もし社会学部出身の私が小中高の教師になりたいとすれば、専攻科目を大学3年、大学院2年、さらに教育学1年の最低でも6年間の勉強が必要です。 教師になるための大学入試は、筆記試験、適性検査、個人面談の3つから構成されています。 適正検査は集団面接で、教師としての適正を判断されます。個人面談でも適性や性格が判断されますが、研究計画まで確かめます。 この背景には、先生として子どもの前に立ってからも研究することを続ける、というフィンランドの教員養成の目標があります。 つまり、入学後の教師養成課程では、教師は「研究者」および「支援者」として育てられます。 固定した知識や択一試験の「正解」(シリーズの第3回で詳しく)を教え込むことはフィンランドでは否定されていて、知識は常に変化し、講師も研究し続けなければならないとされたいます。 私の同級生でも優秀の女の子二人は3年浪人しても合格できず、結局法学部に入りました。
最後になりますが、フィンランドにおける講師の給料は決して高くないです。
by mysuomi
| 2014-10-18 09:16
| 教育
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