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フィンランド・デザイン
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マイスオミ株式会社
ヘルシンキを拠点に、
フィンランドのデザインや建 築・ライフスタイルに興味をお持ちの皆様へ日本語のガイドツアー、その他様々なサービスをご提供する会社です。
www.mysuomi.fi



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ピックヨウル。
ヨシコです。
今日の営業時間が終わると、マイスオミもクリスマス休暇をいただく予定になっています。お電話、メールのお返事共に28日月曜日から再開です。クリスマス休暇間はブログの更新もできなくなりますので、今日のうちに24日の分も更新しようと思います。

クリスマス当日までに絶対にここでご紹介したかったのがマイスオミのピックヨウルについてです。ピックヨウルについては一昨年昨年と書いていますので、言葉自体のご説明は割愛しますね。

今年の会場ももちろんシークレットだったわけですが、チームそれぞれに「どこかな?」と予想はしていました。最近の世界経済状況を考えると「わーい!」と贅沢をするのも気がすすみませんので、私の予想はズバリ、オフィス!もちろんお酒は一滴もなく、ピパルカック(Piparkakku:ジンジャークッキー)とグロギ(glögi)でシンプルに「オツカレサマ~。」となる予感がしていました。

今年も会場をこっそり考えていたハンナさん、アクセリにこの予想を話したところ、「ははっ。」と笑われてしまいました。「1年間頑張ってくれたんだから、皆に少しはおいしいものでも食べてもらわないとね。」とのお言葉。ピックヨウルって実は大切なイベントなんですね。学びました。

私の予想はもちろん外れたのですが、レストランに着く直前まで場所を当てられなかったのは実は私でした。苦笑。今年の会場もやっぱりセレクトの決めてはレストラン自体の歴史と内装、ランプだったようです。ハンナさんお気に入り、お馴染みパーヴォ・テュネル(Paavo Tynell)デザインの優しい灯りが私達を迎えてくれました。

ピックヨウル。_a0071240_2244193.jpg


このレストラン、私にとっては憧れの場所でした。芸術家が集うサロン的な場所として知名度があり、ここだけの話(完全に日本に向けて筒抜けですが・・。笑。)お値段がちょっと良いんですよ。つまり私にはなかなか手が出ない、と。苦笑。用事でよく前を通り過ぎるのですが、いつも外から眺めて「いつか素敵なワンピースでも着て、食事をしてみたいなあ。」と思っていたのです。

ハンナさんはこのレストランによく通っていたそうで、来店回数は数え切れないそうです。そんなハンナさんのガイド付きですから、いろいろと素敵ポイントが明らかになって実に有意義な時間になりました。会場も素晴らしかったですが、お料理もとてもおいしかったです。ちょっとご紹介してみましょうか。

前菜にトースト・スカーゲン。SCOPEさんの連載でハンナさんが一度紹介させていただいたメニューですね。
ピックヨウル。_a0071240_2255886.jpg


メインには白身魚のソテー。
ピックヨウル。_a0071240_2275114.jpg


メインのお魚はkuha(クハ)という白身魚を選びました。ハーブバターを巻き込むように成形してソテーしてあったので、ナイフで切ると中から良い香りが漂ってうっとりでした。思い出しながら書いていたらお腹がすいてきました・・。


メインをお肉にしたヘンナには写真を撮らせてもらいました。
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そして、デザートはクリームブリュレ。
ピックヨウル。_a0071240_2281522.jpg


デザートをチョコレートケーキにしたサミにも写真を撮らせてもらいました。
ピックヨウル。_a0071240_2291161.jpg

このケーキはあまりにおいしそうだったので、ついつい味見もさせてもらいました。私のブリュレは分けてあげなかったんですけどね。サミさん、すみません。笑。

↑これに加えて、お魚に合うということでハンナさんがセレクトしたスペイン産の白ワインがとにかくおいしくて感動のお食事でした。


実は。
このワインあまりにおいしかったので銘柄を覚えて帰って家でも後日飲んでみたんですよね。そこで一つ気づいたことが・・。

自分の家で一人で飲むと、そんなにおいしくありませんでした。同じワインなはずなんですけどね。

冷え方が足りないとか、お料理が違うとか、理由はたくさんあると思うのですが、一番大きいのはやはりマイスオミチームと一緒に乾杯して飲んだものではないからです。今振り返ると、あの味は今年頑張ったマイスオミチーム全員の笑顔があってこそ、心に残るほどおいしかったんだと思います。

ピックヨウルの恒例になっているハンナさんのスピーチでも「色々な才能を持った人達に集まってもらえたからここまで来ることができました。」という言葉がありました。

まさにワインの味に通じる言葉。

専門も、性格も、性別も、年齢もバラバラなメンバーがそれぞれ自分の足で立ちながら協力できたからこそ歩んでこられたマイスオミの道が、今年もまた少し長くなったのですね。

来年マイスオミは大きな変化を遂げる予定です。難しいこともたくさんありそうです。また来年もこうしてみんなでおいしいワインを飲めるように心を新たに頑張ろうと思えた夜でした。


最後のお写真はハンナさんとアクセリからチームメンバーに贈られたギフト。昨年まではハンナさんセレクトのヴィンテージデザインアイテムでしたが、今年初の試みとして大成功したギフトボックスのプロジェクトに絡めてハンナ&アクセリ特製ギフトボックスでした。
ピックヨウル。_a0071240_2295751.jpg


OTSUKARE SAMA
と書いてくれたハンナさんとアクセリ。「おつかれっていう名前の人みたいだね。」と皆で笑いながら、日本語を使おうとしてくれた二人の気持ちがあたたかく胸に届きました。


皆様、素敵なクリスマスをお過ごしください。
by mysuomi | 2009-12-24 00:01 | My Suomi Team
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