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フィンランド・デザイン
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マイスオミ株式会社
ヘルシンキを拠点に、
フィンランドのデザインや建 築・ライフスタイルに興味をお持ちの皆様へ日本語のガイドツアー、その他様々なサービスをご提供する会社です。
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冬限定の楽しみ。
ヘルシンキへいらっしゃる皆様へ、おすすめの時間の過ごし方をご紹介します。
luistelu(ルイステル)、アイススケートです。

アイススケートが日本でも行われていることは承知です。それをわざわざヘルシンキに来てまでやる、というからには何か付加価値がないとダメですよね。

これを見つけて皆様にお伝えしようと、わたくし張り切ってスケートに行ってまいりました!
(というのは嘘で、本当は無料チケットを貰った友達に誘われてついて行っただけなのですが・・。笑。ほほ。)

スケートリンクはJääpuisto(「ヤープイスト」と読みます。jääは氷、puistoは公園ですから直訳すると「氷公園」ですね。分かり易い!)と呼ばれる場所。ヘルシンキ中央駅の東側に期間限定で登場するリンクです。かなり分かり易いので中央駅までいらっしゃればすぐに見つかります。

無料チケットを見せてスケートシューズをレンタル。
ちなみに、マイスケートシューズの持参も可能です。フィンランドでは小学生の頃から学校で指導を行うほどですから、マイシューズを持っている率はかなり高いようです。

こういう時にご旅行中だと困ってしまうのが靴のサイズ。これはこちらで靴をご購入の際にも必要な情報ですが、ご自身のヨーロッパサイズを事前にお調べいただくことをオススメします。ちなみに私は24cmから24.5cmの間ですが、ここのレンタルでは38でばっちりでした。

入場証明カードをコートにつけて、リンク脇でスケート靴に履き替えたら早速氷の上へ!
じゃじゃーん!

冬限定の楽しみ。_a0071240_19535461.jpg

ご覧いただけますでしょうか?私の華麗な足さばき。笑。
これだけ見ると結構上手そうじゃないですか?

実際はこうでした。。。
冬限定の楽しみ。_a0071240_19541460.jpg


もうなんとなく姿勢からして滑れない感じが伝わってきますよね。苦笑。
滑る滑らない以前の問題として、「滑りやすい所に立っている」という事実に恐れ戦く私・・。ひぇーひぇー言いながら1周するのがやっとでした。

小さい頃スケート教室に通わせてもらっていたので「いけるかな・・。」と心の中では思っていたんですよね。確かに最後の方では勘が戻るというか、なんとなく滑れる気がしたんですが、やっぱりそう簡単にはいきませんでした。

教室に通わせてくれたお父さん、お母さん、ごめんなさい。苦笑。

市内の中心にあるスケートリンクですから、もともと気軽に利用できるところが利点です。ということは特別な防寒具なども基本的には必要なし。「通りがかりにひと滑り(理想的には。笑。)」という感覚なわけです。
よって、小一時間も滑っていると体が冷えます。
私も寒くなってきたので、スケートを終了。(あまりの滑れなさに終了したという説もあります。笑。)

併設されているカフェバーに移動です。
これがカフェ内。
冬限定の楽しみ。_a0071240_1955939.jpg


ガラス張りになっているので、スケートリンクを眺めながらぬくぬく。まだ夕方だったのでお酒はやめてホットチョコレートを。

冬限定の楽しみ。_a0071240_19572063.jpg


空がだんだん暗くなってくるのを眺めながら、カフェに座っていてやっと見つけました!付加価値を。

ヘルシンキの中心でわざわざスケートをする意味はやっぱりその街並みにあると思います。

西にはフィンランドを代表する建築家エリエル・サーリネン(Eliel Saarinen)が手がけた1919年完成のヘルシンキ中央駅(こちらの記事でもご紹介しています。+ホットチョコレートのお写真の奥が中央駅です。)

南には建築家カール・セオドール・ホイエル(Carl Theodor Höijer)設計の1887年完成、アテネウム美術館がどどーんと。1980年代まではヘルシンキ芸術デザイン大学(Taideteollinen korkeakoulu)の校舎としても使用されていた歴史ある建築です。(↑のダメダメなスケート中の私のお写真の向こう側にあるのがこの建築ですね。)

北にはフィンランド国立劇場が建っています。これはフィンランド語による上演を行う劇場としてフィンランド最古のもので1902年に完成。建築家オンニ・タルヤンネ(Onni Tarjanne)の力強いロマンティックナショナリズムが現代でも感じられる建築です。

こんな建物に囲まれた街並みを、そしてそんな街並みの中で日常を暮らす人々の姿を眺めながら時間を過ごすことができる、ということ自体、ショッピングやツアーでは味わうことができない旅の醍醐味の一つだと感じました。

まあ、この醍醐味はスケートをしながら感じられる方が素晴らしいかと思いますが、私のような場合にはカフェに座ってからでも味わえます。笑。

屋外なので天候にもよりますが、予定では3月末日まで営業のJääpuisto。
詳細は以下の通りです。

営業時間:月-金10時~21時、金土10時~22時、日10時~20時
入場料:大人4ユーロ(18歳以下は2ユーロ)
シューズレンタル料:大人5ユーロ(18歳以下は3.5ユーロ)


最後に私のライバルのお写真を。笑。
冬限定の楽しみ。_a0071240_19565444.jpg


小さいのに上手でしたよー。お母さんと一緒にスースーと。
うーん。私も負けられません。
これからちょくちょくコソ練に通おうかと思います。笑。
by mysuomi | 2009-02-05 19:59 | ヘルシンキ
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